アコギを弾くとき、ピックは音質と弾きやすさを大きく左右する。「どれでも同じだろう」と思いがちだが、素材・厚さ・形状の違いで音がガラッと変わる。この記事では初心者から中級者まで使えるアコギ向けピックを7本紹介する。
ピックの選び方:3つのポイント
1. 厚さで音と弾き心地が変わる
ピックの厚さは「薄い(Thin/0.5mm以下)」「ミディアム(Medium/0.6〜0.8mm)」「厚い(Heavy/0.9mm以上)」に分かれる。
- 薄い:ストロークが柔らかくしなりがある。初心者やストローク中心の人向け
- ミディアム:バランスが良くストロークにも単音にも使える。最初の1枚に最適
- 厚い:単音のアタックが強く出る。指弾き風のニュアンスも出しやすい
2. 素材で音色が変わる
- セルロイド:温かみのある丸い音。クラシックなサウンド
- ナイロン:滑らかで弦離れが良い。初心者に扱いやすい
- ポリアセタール(デルリン):硬めでクリアなアタック。カッチリした音が出る
- ウルテム:べっ甲に近い音質。艶のある高音域
3. 形状で持ちやすさが変わる
オニギリ型(トライアングル型)は持つ場所を変えられて汎用性が高い。ティアドロップ型(洋ナシ型)はコントロールしやすい。
おすすめアコギ用ピック7選
1位:Jim Dunlop Tortex STANDARD(0.73mm)
世界中のギタリストが使う定番中の定番。ポリアセタール素材で弦離れが良く、クリアなアタックが出る。0.73mmのミディアムは初心者にも中級者にも使いやすい厚さ。安くてまとめ買いできるのも魅力。
- 素材:ポリアセタール(デルリン)
- 厚さ:0.73mm(ミディアム)
- 価格:約30〜40円/枚
2位:YAMAHA GP-110C(セルロイド)
ヤマハが出すコスパ最強のセルロイドピック。温かみのある音で、ストロークがしなやかに決まる。初めてのピックとしても最適で、10枚入りのパックで手頃に試せる。
- 素材:セルロイド
- 厚さ:M(ミディアム)
- 価格:約20〜30円/枚
3位:Jim Dunlop JAZZ III(1.38mm)
小さくて厚いティアドロップ型。単音フレーズやアルペジオに抜群のコントロール性を発揮する。指弾きからストロークまでこなせるオールラウンダー。上達してきたら一度は試してほしい。
- 素材:ナイロン
- 厚さ:1.38mm(エクストラヘビー)
- 価格:約100〜120円/枚
4位:Fender 351 SHAPE CLASSIC(Medium)
フェンダーの定番ティアドロップ型。セルロイド素材で音が柔らかく、ストロークがスムーズ。持ちやすい形状で初心者でもすぐに慣れる。色・厚さのバリエーションも豊富。
- 素材:セルロイド
- 厚さ:Medium(0.71mm)
- 価格:約30〜50円/枚
5位:D’Andrea 351(ポリアセタール)
老舗ピックメーカーD’Andreaの定番モデル。クリアでハリのあるサウンド。アコギのストロークに合う明るい音が出る。安価なので複数の厚さを揃えて比較するのにも向いている。
- 素材:ポリアセタール
- 厚さ:Medium
- 価格:約20〜30円/枚
6位:Jim Dunlop ULTEX SHARP(1.0mm)
ウルテム素材のシャープなアタック感が特徴。べっ甲に近い艶のある音が出て、アルペジオや単音フレーズが際立つ。音にこだわりたい中級者以上におすすめ。
- 素材:ウルテム
- 厚さ:1.0mm(ヘビー)
- 価格:約80〜100円/枚
7位:Jim Dunlop Nylon MAX-GRIP(0.60mm)
表面にグリップ加工が施されたナイロンピック。滑り止め効果で激しいストロークでもピックが落ちにくい。ライブや長時間練習でのストレスが減る実用派ピック。
- 素材:ナイロン
- 厚さ:0.60mm(シン)
- 価格:約50〜70円/枚
選び方まとめ
| 状況 | おすすめ |
|---|---|
| 初めてのピック | Tortex STANDARD 0.73mm |
| 温かい音でストロークしたい | YAMAHA GP-110C |
| 単音・アルペジオを極めたい | JAZZ III |
| ピックが落ちやすい | Nylon MAX-GRIP |
| 音にこだわりたい | ULTEX SHARP |
まとめ
迷ったらまずJim Dunlop Tortex STANDARD 0.73mmを選んでおけば間違いない。世界標準の使いやすさで、アコギのあらゆる奏法に対応できる。ピックは消耗品なので複数枚まとめて買って、いろんな厚さや素材を試しながら自分の音を見つけていこう。

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