Logic Proを使ってアコギの弾き語りを録音する手順を初心者向けに解説する。GarageBandより高機能だが、基本的な録音の流れは同じ。この記事を読めばすぐに録音を始められる。
録音に必要なもの
| アイテム | 用途 |
|---|---|
| Mac | Logic Proが動く環境 |
| Logic Pro | 24,000円(App Storeで購入) |
| マイク(AT2020 など) | アコギと声を拾う |
| オーディオインターフェース(Focusrite Scarlett Solo など) | マイクをMacに繋ぐ |
| マイクスタンド | マイクを固定する |
| ヘッドフォン(ATH-M50x など) | モニタリング用 |
最小構成:Mac+Logic Pro+USBマイク(オーディオIF不要)でも録音できる。
録音前の準備
オーディオインターフェースの設定
- オーディオインターフェースをMacに接続
- Logic Proを起動
- メニュー「Logic Pro」→「設定」→「オーディオ」
- 「入力デバイス」「出力デバイス」をオーディオインターフェースに設定
テンポの設定
弾き語りの場合、メトロノームは使わないことも多い。テンポ設定は後から変更できるのでひとまずそのままでOK。
録音手順(ステップバイステップ)
Step1. 新規プロジェクトを作成
Logic Proを起動して「新規プロジェクト」をクリック。テンプレートは「空のプロジェクト」を選ぶ。
Step2. オーディオトラックを追加
「トラック」→「新規トラック」→「オーディオ」を選択。
- 入力:マイクを繋いでいるチャンネル(1または2)を選ぶ
- モニタリング:オンにすると弾きながらリアルタイムで音を確認できる
Step3. 入力レベルを確認
実際にギターを弾いて、トラックのレベルメーターを確認する。メーターが黄色〜緑の範囲に入るように、オーディオインターフェースのゲインを調整する。赤くなると音割れするので注意。
Step4. 録音開始
画面上部の赤い録音ボタン(またはRキー)を押して録音開始。演奏が終わったらスペースキーで停止。
Step5. 確認・編集
録音した音声がトラックに波形として表示される。スペースキーで再生して確認。
ミスがあった部分は該当箇所を選択して削除し、録音し直せる。
音質を上げるための設定
EQをかける
アコギの録音では低音が篭りがち。EQで100Hz以下をカットすると音がすっきりする。
- トラックのEQボタンをクリック
- Channel EQを追加
- 低域(100Hz以下)を少しカット
リバーブを追加
わずかにリバーブをかけると音に広がりが出る。
- トラックの「プラグイン」エリアを開く
- 「リバーブ」→「Space Designer」を追加
- プリセットから「Small Room」や「Medium Hall」を選ぶ
- Wetを20〜30%程度に抑える
コンプレッサーをかける
音量のばらつきを整えるのに有効。
- プラグインに「Compressor」を追加
- プリセットから「Acoustic Guitar」を選ぶ
書き出し方法
録音が完了したら音楽ファイルとして書き出す。
- メニュー「ファイル」→「書き出す」→「プロジェクトをオーディオファイルに」
- フォーマット:MP3(一般的)またはWAV(高音質)を選ぶ
- 保存先を選んで「書き出す」
よくある失敗と対処法
| 失敗 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 音が入らない | 入力デバイスの設定ミス | 設定→オーディオで確認 |
| 音割れする | ゲインが高すぎる | インターフェースのゲインを下げる |
| 音が小さすぎる | ゲインが低すぎる | ゲインを上げてマイクを近づける |
| 雑音が入る | 周囲の環境音 | 静かな環境で録音する |
| レイテンシーがある | バッファサイズが大きい | 設定→オーディオのバッファサイズを下げる |
まとめ
Logic Proでの録音の基本的な流れ。
- オーディオインターフェース設定
- オーディオトラック追加
- 入力レベル確認
- 録音
- EQ・リバーブで音作り
- 書き出し
GarageBandより設定項目は多いが、慣れれば高品質な録音ができる。まずStep4まで進めて録音できる状態を作るところから始めよう。

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